
SRC造(Steel Reinforced Concrete)は、日本語で鉄骨鉄筋コンクリート造と呼ばれる建物構造です。
簡単に言うと、
RC造(鉄筋コンクリート造)の中に鉄骨(S造)を組み込んだハイブリッド構造。
コンクリートの強さと、鉄骨のしなやかさを兼ね備えた“いいとこ取り”の構造です。

SRC造のメリット
① 耐震性が非常に高い
鉄骨の「粘り強さ」とコンクリートの「圧縮強度」を併せ持つため、
地震に対して非常に強い構造です。
特に高層マンションで多く採用されているのは、
揺れへの強さと構造安定性が高いからです。
② 耐火性に優れている
コンクリートに覆われているため、火災時の耐火性能も高水準。
延焼しにくく、構造体がダメージを受けにくいのが特徴です。
③ 防音性が高い
壁や床が厚く重いため、
生活音や外部騒音が伝わりにくい傾向があります。
賃貸物件では特に重要なポイントで、
上下階・隣戸トラブルが起こりにくい構造といえます。
④ 気密性・遮音性が高く住み心地が良い
重量構造のため、気密性も高め。
冷暖房効率も比較的良好です。
SRC造のデメリット
① 建築コストが高い
鉄骨+鉄筋+コンクリートを使用するため、
工事費が高額になります。
その結果、
賃貸では家賃が高くなりやすい傾向があります。
② 建築期間が長い
工程が複雑なため、
S造や木造と比べると工期は長めです。
③ 建物重量が大きい
重量構造のため、
地盤条件によっては基礎工事費が高くなるケースもあります。
トータル評価(バランス視点)
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コスト | △〜×(高め) |
| 耐震性 | ◎ |
| 耐火性 | ◎ |
| 防音性 | ◎ |
| 高級感 | ◎ |
総評
SRC造は、
「コスト以外はほぼ最強クラス」
といっても過言ではない構造です。
特に
・高層マンション
・分譲マンション
・ハイグレード賃貸
で多く採用されています。

物件選びのPOINT
✔ とにかく静かに暮らしたい
✔ 地震に強い建物がいい
✔ 長く安心して住みたい
✔ 多少家賃が高くても快適さを優先したい
という方には非常におすすめです。
一方で、
「家賃を抑えたい」という方にはオーバースペックになる可能性もあります。
まとめ
SRC造は
高耐震・高耐火・高遮音のハイスペック構造。
コストは高めですが、
住み心地と安心感を重視する方には非常に魅力的な選択肢です。






