「デザイナーズ物件に住んでみたい!」「コンクリート打ちっぱなしの壁、めちゃくちゃカッコいい…!」
お部屋探しをしていると、一度はそんなふうに憧れますよね。
しかし、その「見た目のカッコよさ」だけで契約してしまうと、入居した初日から地獄を見ることになります。今回は、不動産屋だから知っている「コンクリート打ちっぱなし物件の恐ろしい現実」と、覚悟すべきポイントを大暴露します!
コンクリートという素材は「熱しにくく、冷めにくい」という厄介な性質を持っています。
冬は芯まで冷える冷蔵庫: 外の冷気をたっぷり吸い込んだコンクリート壁は、まるで氷の塊。エアコンをつけても壁自体が冷たいので、部屋全体がなかなか暖まらず、足元から底冷えします。
夏は熱が逃げないオーブン: 逆に夏場は、昼間に蓄えた太陽の熱を夜になっても放出し続けます。夜中になってもモワッとした熱気が抜けず、エアコン代が跳ね上がります。
コンクリート物件の最大の敵、それは「水分」です。通常の部屋にある「壁紙」がないことが、悲劇を生みます。
壁が汗をかく!?: 気密性が高すぎるため、冬場に少しでも暖房をつけると、冷たいコンクリート壁に空気中の水分が触れ、壁一面が滝のように結露します。
お気に入りの服や家具がカビの餌食に: 壁の結露を毎日拭き取らないと、あっという間にカビが発生。壁沿いに置いていたお気に入りの革靴やバッグ、ベッドの裏側までカビだらけになる悲劇が多発しています。
「おしゃれなポスターを飾りたい」「ここにちょっとした棚を付けたい」…コンクリート物件では、そんな些細な願いすら叶いません。
壁に一切穴が開けられない: 当然ですが、コンクリートに画鋲やピンは刺さりません。「ピクチャーレール」が備え付けられていない限り、壁掛けの収納や装飾はほぼ不可能です。
Wi-Fiが繋がりにくいことも: 鉄筋コンクリートの構造上、電波を遮断しやすいため、「部屋の奥に行くとスマホの電波が弱い」「Wi-Fiルーターの電波が届きにくい」といった通信トラブルが起きることもあります。
【コンクリ物件で生き残るための必須アイテム】
最強スペックの除湿機: 結露とカビを防ぐための絶対防衛線。24時間稼働が基本です。
厚手のラグとサーキュレーター: 底冷えを防ぎ、エアコンの空気を循環させて冷暖房効率を無理やり上げる!
突っ張り棒&ディアウォール: 壁に穴を開けずに収納や装飾スペースを作るDIYアイテム。
コンクリート打ちっぱなし物件は、「とにかくデザイン重視!」「不便さもオシャレの一部として楽しめる」という強い覚悟を持った人にしかおすすめできません。快適さやコスパを求めるなら、普通の壁紙の部屋を選ぶのが圧倒的に正解です!