実用性を考えた収納!!
近年、DIYブームなどもあいまって住宅への関心を持つ方が増え雑誌等でも色々な収納方法が紹介されています。
新居を探されたり建物を建築する際にウォークインクローゼットや納戸などの収納スペースを多めに取りたいなどのご要望をいただく事も増えてきました。
建物の収納力は収納の数が多い、スペースが広い、閲覧性が高い等、使用される生活者の視点を重視した配置や大きさを考えていく必要性があります。
この機会に収納の実用性を考え整理を行う事により、新しい暮らしを始めるタイミングで現在の持ち物を見直し、快適な生活を送る為の参考にしてください。
ポイントは収納率!ベスト収納率を目指しましょう!
そもそも収納率とは?っと言う疑問も多いと思います。
収納率とは、収納できる部分の合計面積を床面積で割った割合の事を言います。
大手ハウスメーカー各社では事例やお客様のアンケートを基に大よそ8%~15%という基準を作っています。
分譲マンションや建売の戸建てなども非常に汎用性の高い設計になっている為、収納スペースが充実しております。
賃貸物件では
大和ハウスや
東建コーポレーション、
大東建託や積水ハウスなどの物件は現代の生活パターンを予測し細やかなマーケティングを元に考えられて設計されている為、とても使い勝手が良いので初めてのお部屋探し等には基準として一度ご覧になっていただく事もおススメです。
ただし・・・
実際は家族構成や趣味等で人それぞれ、必要な収納量が変わるのでより生活のイメージを設計士や担当者に相談できる知識を身に着ける事が重要です。
収納率が高くても意味がない!あくまで実用性を追求!
前文と矛盾するように感じますが・・・
実際に収納率さえ高ければよいというわけでもありません。
収納する物の量やしまい方も考えなければ意味がありません!!!
収納率が高くなれば収納するスペースが増えるので、収納がうまくできるように思われますが、有効になる有効収納スペースの判断が重要となります。
収納ボリューム
→収納したいものに対して無駄がないか
収納場所
→使用場所・使用頻度に応じて使い勝手が良いか
収納方法
→湿気対策や保存方法は適切か
空いたスペースはない?
使う時に取り出しやすい?
大切なものを保存できる環境か?
引き出し、吊る、箱に入れる、載せる、収納ボックスに入れる等々
リアルな使い方を想像して理想の位置・大きさ・数を判断しましょう!!
理想の収納はどうやってイメージする?
STEP1
現状把握をする!!
まずは、今収納に使われている部分の大きさを測り足りている部分・足りていない部分を把握する事から始まります。
STEP2
用途や場所を考える!
例)
決まった部屋で使う物→寝室や子供部屋、リビング等
洗面室→洗剤や芳香剤、タオル、歯ブラシや髭剃り等
キッチン→食器類や調理機器等
家族(共有して)で使う物→ゲームや文房具等
季節によって使う物→布団や暖房器具、扇風機等
STEP3
収納方法を考える!
収納方法はそれほど多くありません。
ハンガーパイプなど吊る、壁やフックなどに掛ける、棚に置く、容器・タンス
STEP4
収納スペースの有効活用動作範囲を考える!
奥行きや高さを考え収納スペースと収納する物を立体で考えておきましょう。
STEP5
管理をしっかりする!
収納したものをきちんと把握できれば管理が楽になります!!
シールを貼ったり見える物に入れるなどの方法があります。
デジタルカメラや携帯で写真を撮ってはる!
一度、整理整頓できたものも維持するのは大変、家族みんなの協力が必要です
収納上手!!そう呼ばれる日も目前!!
実は収納上手になる上で肝となる要素!!
そ・れ・は!!
出した物は元の場所に戻す!!!!!
いらないものは捨てる!!!!
昔、母に耳にタコができるくらい言われていた記憶がありますww
私の父は几帳面で良く電化品の箱まで取って置くタイプでしたが実際その箱が役に立つ日が来るところを見たことがありませんww
物を増やさない、処分する物と取っておく物をはっきりするなど、基本的な日常の整理整頓が収納上手への近道です!!
外伝!新旧無双の収納スペース対決!!
~新・ウォークインクローゼットVS旧・納戸~
空間の魔術師
「ウォークインクローゼット(WIC)」
変幻自在のブラックホール
「納戸」
そもそも何が違う??
納戸:何も無い一つの空間
WIC:服を吊るすポールや物を置く為の棚が有る空間
■納戸のメリット
何もない空間=高さを気にせず好きなものを置く事が出来る為、自由度が高い点や市販の棚等を買ってきて置く事も可能です。
つまり単体の大物の収納に対して絶大な収納力を発揮します!!
■納戸のデメリット
小物や洋服等を置くのに市販の棚や家具が必要となります。
自由度が高い反面、テクニックを使わないとデットスペースが生まれてしまう。
■WICのメリット
衣類以外を収納する多目的収納スペースとして活用できます。
スーツケースやゴルフバッグなどを入れている方が多いようです。
衣類の収納スペースでそのまま着替えられるため、ストレスなく着替えできます。姿見鏡を設置すればコーディネートの確認も非常に楽です。
■WICデメリット
可動性を考えて収納しないと何でもかんでも突っ込んでしまい整理整頓ができないはめになりがち・・・
タンスによるオーソドックスな収納に慣れている場合はハンガー収納が中心のため、少なくとも畳む収納には向いていない為にサイズの合ったクリアBOX等の設置が必要になる点やポールや棚が常設されている為、高さがあるものに関しては制限がついてしまいます。
納戸に規制の棚やポールを設置したものがWIC!!
現代人のニーズに合わせ汎用的な造りにしてある為、一般的には収納力大のスタイリッシュな収納がかのうであるが納戸程の自由度は欠いてしまう・・・
納戸は逆に増設が必要となる場合も多く自由度が高い分、細かいものをしまう場合においては上級者向けになってしまう!!
新旧対決はドローっといったところでしょうか?
最近ではDIY女子なんて言葉もあるくらいで女性でも手軽に工具を使って部屋をいじっている時代なので納戸は納戸で面白いかもしれませんね!!
創意工夫で無限大の可能性がありますしオリジナルの書斎や趣味部屋なんかに改造しても面白いかもしれません!!
あなたはどっち派ですか?
どちらにせよ収納スペースを有効に活用する事により今の生活がより豊かになる事はなんとなくご理解いただけたのではないでしょうか?
少しでも皆様の役に立った!!なんて言ってもらえると幸いです(^^♪
ドリームアーク いえらび大和店ではお客様の細やかなお部屋のお悩み一つ一つを解決しながらお客様と一緒にオンリーワンの物件を見つけていきたいと思っています!!
ご不明な点等は担当スタッフに何でもお尋ねください。
スタッフ一同お客様の最高の一部屋をお探しする為に全力で頑張ります。